かつての相棒たちー電子手帳との出会いー

そもそも電子手帳(PDA)という物に出会ったのは、アメリカに留学をしていた1991頃だったと思います。

それ以前から小さい筐体にプログラムを載せたガジェットには興味がある方で、カシオのプログラムができる電子計算機などを購入して遊んでいました。

それが、アメリカで論文の指導担当をしていた先生が、psion社のSerise3を使っていたのをみて衝撃を受け、同じようにカシオの電子手帳を購入していじったのがPDA(後には、スマートフォン)との関わりの始まりです。
psionがすっごく小さい割にはサクサクと作動していたのが印象的でした。

当時は、アメリカでもインターネットが一般に使われ始めたばかりの状態で、個人的にはCompuserveで日本の友達(とっても2人くらいですか。)とメールの交換をしていましたが、psionPDAの情報もうまく集められなくて、まさか日本語入力ができるとは考えてもみなかったため、素直に日本純正のPDAを使っていました。

ご想像の通り、そのPDAは完全にスタンドアローンで、うまくデータ転送もできなかったので、次第に使われなくなり、今ではどこに行ったのかもわからない状態です。

そんな感じで、私のPDAとの関係は始まったわけです。