かつての相棒たちーHandspring Visorー

荷物の整理をしていたら、懐かしい物が出てきました。
もう完全に放電していたので充電をしようとおもい、USBクレードルにつなげたら全く反応せず.....
当たり前ですね、当時USBからパワーの供給はなく、電源は別途コンセントからとって充電していたのですから。
わずか数年前のことなのに、すっかり忘れていました。

細かいことですが、こういう事も進歩していたんですね。

Palm OSを搭載したPDAとはかなり付き合いが長く、最初はIBMのWork Padから始まりました。
比較的軽くサクサク動いたのと、直感的に使えることで僕だけ無く、父親もかなり気に入り長く使っていた記憶があります。

僕は、最初にWorkPadを購入し、その後僕がVisorに乗り換えましたが、父親はとうとう自分のWork Padを壊れるまで使い切ったので、僕のお古を譲ってあげました。

今のiPhoneを比べると、WiFiBluetoothも、LANも何もかも標準では搭載しておらず、本当にプリミティブなガジェットでしたね。(元々Palm OSの開発コンセプト自体が限られたリソースでも実用的なことができるというのものだったので、あたりまえかもしれませんが。)
それでもVisorには、拡張カードのスロットがあったので、モデムユニットなんかも追加してかなり使っていました。

当時は、会社のネットワークセキュリティも大らかで、会社のPCにもクレードルをくっつけて、スケジュールやアドレス帳を同期して使っていました。
スケジュール管理、コンタクトの管理などかなり便利に使っていた覚えがあります。
その頃ちょうど携帯電話も普及してきたことでしあが、当時から携帯のアドレスと連携できたらもっと便利なのにと強く思っていました。

その後、ご存じの通りPalm自体の調子が悪くなり、Mac版の連携ソフト(名前忘れました。)もバージョンアップされなくなったために、使わなくなりました。

僕のPDAの歴史の中では一番長く使っていた機種ではないでしょうか。
現在使っている住所録のデータは、この期間でかなり紙ベースから電子データに変換され、整備されました。

今度、新たにPalm Preも発表され、再びPalm旋風が巻き起こるのか、とても注目です。