仕事の意味について

僕の職場には、派遣会社から来てもらってる人が何人かいます。

彼女たちには(たまたま女性だけなのですが)、最終的に正社員の道が開けるように、責任のある仕事を積極的にしてもらうと同時に、OJT以外にもレクチャーなどの教育も積極的に実施して、できるだけ長く働いてもらえるようにサポートをしてるつもりです。

そのような中でも、おめでたい理由や、やむなく仕事をあきらめていく場面に遭遇することがあります。
会社にとっては、ある程度時間をかけて正社員になりやすいよう、実績が積めるよう配慮するとともに、教育もしているので、大きな痛手になります。
同時に、教育を担当していた人も理由の如何を問わず、辞められるとモチベーションに大きく影響します。
才能のある彼女たちが去っていく度に、大袈裟ながらも社会の損失だと思ったりもします。

でも、よく考えてみると、彼女たちは子供を産み、育てたり、また、親御さんたちのお世話をするために去っていく訳なんですね。
そして、それらの行為は、まさに社会のための行為といえるわけです。一方で、会社でやっていることなんて、これらのことに比べると、そんなに重要ではないことかもしれないと思ったりします。

去っていく事は、本当に残念ですが、もっと大きな使命を負って、彼女たちは旅立っていくんだと思い快く送ってあげようと心がけています。