Webサービス考察

先日、iPhoneで使ってる機能を紹介しましたが、その時に多くの機能が「クラウド系サービス」に依存していることが再認識できました。

概念自体は、かなり以前から提唱はされていたんですが、ここに来てかなりのサービスが実際はサーバー経由で提供されてきています。
ここ数年、何が変わってきたのでしょうか。個人的な考えをまとめてみたいと思います。


1.デバイスの高機能化
先日、Visorを久しぶりに発見しiPhoneと比べてみて改めて思ったのですが、iPhoneはUSBバスパワーから始まり、画面の綺麗さ、WiFi機能、LAN機能あらゆるものがVisorより小さい筐体に納められています。(しかも携帯電話ですからね。)
まずは、デバイスがここ数年で飛躍的に高機能化したことが大きいのではないでしょうか。
ネットブック等も機能が限定されているものの、数年前までのダイナブックSS等と比べると、数段技術的には進んだデバイスだと思います。


2.ネットワークの高速化・多様化
Visorを使っていた頃と比べると、ネットワークの高速化もかなり進んでいます。
アナログ電話回線で、家でも外でも電話回線でモデムを通して使わなければいけなかったのが、家では光回線もかなり普及してきています。
また、外では公衆電話を探さなければいけなかったのが、携帯(しかも3G)で都内ならほぼどこでも、また特定の場所では、WiFiも提供されてるという環境にあります。

3.ブラウザーの変化
当初は、HTMLを表示するだけという機能しかなかったブラウザーも、今ではアプリケーションを走らせることが出来るまでに、技術が発展してきました。

以上主に3つの要素が相まって、今日の状況があるのではないでしょうか。
クラウドサービスは、使い慣れると結構便利なサービスですが、先日のようにGmailがアクセスできなくなったりすると、常に別の選択肢の必要性を考えさせられますね。