メジャー５OSが入り混じってのスマートフォン市場は、どうなっちゃうのでしょうか？

アメリカでは、Android搭載のスマートフォンの発売が目白押しですが、iPhoneが登場してから市場の動向はかなり「熱い」ですね。

今日は、来年あたりの動向について、素人目線で勝手な事を書いてみたいと思います。

現在までのところ、スマートフォンOSは、メジャー５（とりあえずそう言っておきますが）のiPhoneOS、Android、WebOS、BlackBerry、Windows Mobileということになります。

iPhone
これまでのところ、携帯電話部門で利益がトップになったりと、いい位置につけていますが、必ずしも前途洋洋というわけではないように見えます。
度々取りざたされている、アプリの承認プロセスに対して、とうとう開発中止を表明する事態も起きています（「iPhone」アプリ開発者、承認プロセスに不満で開発から撤退、Appleの横暴に抗議してFacebookのiPhone向けメインデベロッパがプロジェクトを放棄）。せっかく、iPhoneをとりまくデベロッパーの環境が整いつつある状況の中、大きな逆風にならないとも限りません。
Androidの追撃態勢が整いつつある状況で、来年は苦しい戦いになるかもしれません。
ただ、iPhoneの優位性は、ハードとソフトが一体化しているところと、OSのアップデートが全てのデバイスに適用できるところです。
Windows Mobileはもちろん、Androidも既にデバイスごとにバージョンの違うAndroidが搭載されています。
これは、アプリによっては、OSのバージョンに合わせたアプリの開発をしなければいけないことを示し、将来的には開発側への負担になるのではないでしょうか。
個人的にも、常に新しいバージョンで使っていたいので、今のiPhoneの方がいいと思っています。
Androidについては、これから変わっていく可能性は十分ありますけどね。

WebOS
Androidとともに、期待されていたOSですが、今のところ地域限定といったところです。スマートフォンも競争激化の為、世界展開が前提ですが、今のところ音なしの構えに見えます。日本での展開も公式には発表されていませんし、今後の展開を待ちたいところです。個人的には、一時はPDAで大きなシェアを獲得していたPalmの製品なので、大きな期待をしています。auとかからでないのかな。
出張の時に、モックアップを触ってみたのですが、ちょっとおもちゃっぽかったです。

Android
WebOSの次に期待をしているのが、Androidです。DocomoのHT-03Aも触ってみましたが、使い勝手は良さそうでした。ただ、動作がもっさりしていたので、結局機種変までには至りませんでしたが。
アメリカでは、既に数機種が発売されているにもかかわらず、日本語化のせいか、日本では１機種のみという状況です。来年あたりは、Sony Ericsson、シャープからも発売が予定されていますし、ソフトバンクからも高機能な機種の発売が予定されているので、今後の展開が楽しみです。
Androidがある程度市場を確保していく事で、iPhoneアプリの審査問題等Appleの方針等も柔軟になることが期待されますね。
ただ、前述したように、Androidにメーカー独自のカスタマイズがされすぎる事でOSのアップデートが気ままにできなくなり、結局Windows Moblieの用にOSバージョンアップ＝機種変とならないことを祈ります。

BlackBerry
世界的一のシェアを誇っていますが、日本での展開は完全に不発となってしまったと言わざるを得ません。
最初は、企業用として参入し、一般向けとして発売したものの、発売中止になってしまったのがとても残念です。
日本でももっと新しいBoldやCurve等も発売してほしいんですけどね。

Windows Mobile
BlackBerryとともに老舗ですが、少なくとも長い間市場にいた割には、日本でのスマートフォンの市場拡大の貢献度は低い印象です。
個人的には、OSのアップグレード＝機種変という金もうけ主義的な構造も今一つ納得がいっていません。
また、iPhoneの前に使っていたHTCが何もしていないのに突然壊れてしまったのも印象を悪くしていると思います。
名前を変えて、大幅にリニューアルしたようですが、それほど大きな反響は今のところ聞きません。
相対的に、技術的な変化が織り込まれていないからでしょうか。
いっそのこと、オープンソースにするとか、思い切ったことをしないと、iTunse Storeの真似だけでは、ユーザーを引き付けるのはなかなか難しいような気がします。

まとめ
個人的にはAppleの製品が大好きでiPhoneも好きですが、スマートフォンはiPhoneを含めてもっともと進歩していってほしいと思ってます。
来年も新製品が続々登場して、ワクワクする年になるといいですね！