House M.D. Season 1 ドクター・ハウス シーズン1

レビューが順番でなくてすいません。

言わずと知れた、破天荒なお医者さんのドラマですが、シーズン1のレビューなので先ずは大まかなイメージの紹介から。
ハウスという名前の型破りなお医者さんが、部下、同僚、上司、そして時には患者やその関係者とトラブルを起こしながらも最終的には、原因不明の病気を治していく(なおらないときも有りますが)というドラマです。

どの辺が型破りかというと、病院(恐らく契約で決められている)で決められている通常の外来の診察は、色々な理由をつけてやりません。
そして、患者さんも自分が興味を持つ症状がある患者しか担当しません。

過去の後遺症から足を悪くしていて、その傷が痛むためか(本当に痛んでいるのかは不明)、常時痛み止めを携帯して、飲んでいます。ただ、明らかに痛み止めの中毒になっているという、どちらかというと本人が診てもらった方がいいんじゃないかという、お医者さんです。


面白いと思うのは、彼の診察のアプローチです。

症状に対して、彼自身も最初から原因が分かっている訳ではなく、様々な治療を施していくうちに、最終的に原因となる病気を見つける所が描かれています。
同時に、彼の助手たちも悩んでいるのですが、彼らとの考え方の差がドラマの味付けとなっていて、ディスカッションのシーンがこのドラマの一つの見せ場になっています。

もう一つ面白いと思ったのが、必ず患者のバックグラウンドを徹底的に調べるという所です。
大体患者の家捜しをして(助手がさせられて)、どんな環境で生活していたのか、何を食べていたのか、等から原因を探っていきます。
ちょっと、医者のドラマじゃない感じがして面白いですよね。


ちょっと今までのERやChicago Hope等とは異なるスタイルの医療ドラマを確立していると言えるので、医療ドラマが好きだけど、今までのものとはちょっと異なるドラマを見たいと思っている人にはお勧めです。

House: Season One [DVD] [Import]

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