Law & Order: Special Victims Unit Season 2 (2000-2001) LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン2

このシーズンだけ珍しい両面表裏仕様のディスクで構成されています。
両面ディスクだと、1シーズン分のエピソードを入れても、3枚で済んでしまうのでコンパクトではありますが、ディスクの表面に何の印刷も無いので、味気ない上に他のディスクと混ざるとパッと見で判断ができなくなって、取り扱いが今ひとつ不便です。

さて、ストーリーは、前回からの流れのままシーズン2に突入です。
これは、シーズン3にはいつもどおり、片面使用に戻るので、その辺が考慮されたという事でしょうか。

CSIシリーズや、クリミナルマインドシリーズと異なり、シーズンの間にあまり大きなイベントを挟んでいない所が、昔ながらの作り方なのでしょうか。

ただ、シーズンが始まると意外とSUV内にも動きが出てきます。
という訳で、今シーズンの見所です。

1.ジェフリーズ刑事が辞めます。
シーズン1からの行動がきっかけで、結局辞職する事となります。後味の悪い去り方になっているので、契約でもめたのかな?などと勘ぐりたくなります。実際はどうだったのでしょうか。
ただ、止めるまでのエピソードを見ると、やはり多様な文化の中でのマネジメントの難しさを感じました。

2.マリシカの母親が無くなります。
時々シーズン1でも出てきていた母親が亡くなります。ただ、このエピソードの展開は、多少「?」な感じがしました。

3.アレクサンドラ・キャボット(ステファニー・マーチ)検事が新しく参加します。
シャープで判断の早い役で、思わず「惚れてまうやろ〜!」ということで、暫くはキャボット推しでドラマを見ていけそうです。

4.精神科医のDr.ホワン(B.D.ウォン)が登場します。
どちらかというと、経験と体力勝負だったユニットに、アカデミックな視点を導入します。
今度のドラマに大きな役割を果たす人物になります。


その他に、今では有名になってきた俳優さんがちょこちょこと出ています。
1.CSI:NYドン・フラック刑事役のエディ・ケイヒルが出て来ます。まだ何か若い感じです。
2.同じくCSI:NYからリンジー(モンタナ)・モンロー役のアンナ・ベルナップも出て来ます。
3.フリンジに出てくる主人公の上司のFBI捜査官役の黒人捜査官も出て来ます

前回もコメントしましたが、このドラマはCSI:NY等と違って、本当に足で稼ぐ形の刑事ドラマでどこ迄も人間ドラマです。そのせいか見た後の爽快感がありません。問題提起がなされると、それがそのまま視聴後の印象としてドーンとのしかかってくる印象です。

検事と近いオフィスも同じ建屋内の廊下の反対側位近い場所にいますし、CSIみたいに綺麗なオフィスにもいませんし、ハイテク機器何かと縁遠い場所で書類の山に埋もれながら作業をしています。

■よろしければ、シーズン1のレビューもどうぞ!
Law & Order: Special Victims Unit Season 1 (1999-2000) LAW & ORDER:性犯罪特捜班