副鼻腔炎の手術:投薬治療から入院前日まで編

10月頃に副鼻腔炎の手術の為に入院をしていました。

人生で初の手術だったので、記録の為に経過を書いておきたいと思います。


1.そもそもの始まりは
数年前から左側の鼻の奥へ臭いのする鼻汁が垂れるようになりました。これは、前かがみになっても垂れてくることがあり、普段の生活に大きく影響は無いものの、気になっていました。
また、風邪をひくと同じく左側の鼻からのみ、色のついた鼻が出るようになました。色が丁度膿みたいな色で、緑色だったり黄色に近かったりしました。
こういう状態でしたから、多くの場合左側の鼻はほとんど詰まった感じでした少なくとも今から考えると、以前の状況が異常だったと思います。

一昨年あたりから気にはなっていたのですが、なかなか時間が取れずにいました。
昨年ようやく仕事がひと段落ついたので、近くの耳鼻科に通い始めました。

最初は、副鼻腔炎とは知らなかったのですが、最初に診てもらった段階で、左側の副鼻腔が膿で真白に映っていたことから、副鼻腔炎と診断されました。

当初は、投薬で様子を見ることになりましたが、半年ほど薬を使ってもほとんど効果が表れなかった為、耳鼻科の先生の推薦を受けて大学病院で検査を受けることになりました。

投薬は、漢方と抗生物質を併用する形で、点鼻薬も使っていました。


2.いよいよ手術をすることに
大学病院では、先ずは改めてCTスキャンを撮り状況を確認です。
状況は、以前近所の耳鼻科で撮ったレントゲン写真と変わらずでした。元々地元の耳鼻科の先生の方で手術の判断をしていたので、手術することが前提で診察を受けていたので、写真を確認したらすぐに手術の日程の調整に入りました。

先生の話では、副鼻腔炎の原因は主に①鼻の癌の為に膿がたまる。②副鼻腔にカビが生えてしまい、膿がたまる。③虫歯が可能して膿がたまる。の3つだそうです。
そして、膿がたまっても通常なら鼻から排出されるようになっているのですが、僕の場合は左の鼻の穴が生まれつきせまくなっている為、うまく膿が出なくなっていたようです。

従って僕の場合、手術の内容は鼻の穴を確保することと膿を出すことになります。

副鼻腔炎の手術は以前は歯茎の上の方を切るといった大がかりなものでしたが、最近の術式は、鼻の穴から内視鏡を入れてするというかなり簡易な方法になってきています。

手術後の傷も無いとの事でしたので、安心して手術の予約をしました。


3.手術までの準備
ひとえに手術と言っても、直ぐに手術に突入する訳でもなく、事前に準備が有りました。
先ずは、一般的な準備として、血液検査が有りました。HIVの検査もあり、同意書等も書かされました。
また、出血がひどかったときのために、輸血の同意書も書きました。

もう一つ、僕が喘息持ちだったために、手術中に発作がおきたら困るので、呼吸器科にも診察してもらい、手術の許可と、当時までの治療薬をもらいました。

面白かったのが、病室の予約でした。
僕が入院した病院は、6人部屋、4人部屋、個室とがあり、4人部屋、個室は入院費の他にお金がかかるようになっていました。
できれば、6人部屋がよかったのですが、あいにく4人部屋しか有りませんでした。
なんかホテルみたいですよね。最近の病院はサービスにも重点を置いているという事でしょうか。

手術前までの注意として、言われていたのが「風邪を引くな」でした。

風邪って結構ひいてしまうものだと思っていたので、これが一番難しい調整でした。
特に何かをしていた訳ではないのですが、常に緊張をしていたような気がします。

という訳で、いよいよ入院になるのですが、続きは次回。