副鼻腔炎の手術:退院からフォローアップ編

さて、副鼻腔炎の手術が終わって、綿を抜いた後退院までのお話をしましたが、今回はその後の経過の話をします。

退院したんだから良いじゃないと思うかもしれませんが、前回でも述べたように、副鼻腔炎は手術よりもその後のアフターケアが大切と言えるからです。

そこで、先日ようやく通院からも解放された事を期に、退院以降行っていた事を以下に書いておきます。


1.マスクは常時着用
鼻の保湿機能が落ちている為に、マスクを常に着用していました。外出時はもちろん、部屋にいるときも着用していました。お医者さんのいうには、マスクをしていないと鼻の中にかすがたまってしまい、折角開けた穴が塞がってしまうそうです。
今の時期、たまたまインフルエンザがはやっているから良かったですが、仕事中もマスクを付けているのはなかなかうっとおしかったです。


2.薬を飲む
最終的に、3ヶ月位通院していましたが、2ヶ月くらいは抗炎症剤や抗生物質、鼻の粘膜の再生を助ける薬、点鼻役等を使っていました。


3.鼻の洗浄
朝、晩と日に2回鼻の洗浄をしていました。
手術後、粘膜が再生していく過程で、鼻にもかすがたまりますが、まだ鼻をかむことができないため、鼻の洗浄をする必要があります。
鼻の洗浄機は、退院する時に病院で買う事を勧められて、いくつかあった候補の中から、使いやすそうなものを選んで買いました。
退院時に生理食塩水を支給してもらいましたが、なくなった場合は、薬局で売ってない為、自分で食塩水を作って使います。お医者さんも、自分で作ったもので充分だと言っていました。
ただの水道水でも良いようですが、水道水だとちょっと刺激がある為に、生理食塩水が良いとの事です。

鼻洗浄は、最初は抵抗がありましたが、最近では癖になり、今後も時々やりたいと思います。


これの他に、勿論通院は行います。
通院は、最初の1ヶ月は週1回、その後週2回になり、1ヶ月に1回になりました。
僕は、手術した慈恵医大の他に、年末までは毎週1回近所の耳鼻科にも行っていました。

手術直後は、上唇のあたりが何となく痺れている感じがしたのですが、退院後1週間くらいでなおりました。

これで、鼻もすっきり通って本当に快適な日々が過ごせています。

ただ、一つだけ気になっていることがあります。
それは、まだ左側の鼻を押さえると、痛みがある事です。お医者さんの話では、副鼻腔への穴を広げる為に、骨を削っている為に、2、3ヶ月ほどは違和感があるという事です。
鼻をかむ時にかみずらいので、多少不便ですが、暫くは様子を見ていく予定です。


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