Burn Notice Season 1 バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 シーズン1

1.ひとことでいうと
「新しいスタイルのスパイドラマ」というところでしょうか。
スパイものというと、割とシリアスなストーリーが多かったと思いますが、これは完全にコメディーです。


2.みどころ
クビになった元スパイのマイケル・ウェスティンジェフリー・ドノヴァン)が、自分がクビになった理由を探そうとするというのが、このドラマ(主人公)の目的です。
ただし、クビになった瞬間に銀行口座から、身分証明まですべてを失っているため、探偵まがいのいわゆる「何でも屋さん」をしながら、手がかりを探さなければいけないというところに、ドタバタの種がまかれています。


登場人物は、マイケルの他、フィオナ・グレナン(ガブリエル・アンウォー)、サム・アックス(ブルース・キャンベル)、口うるさい母親のマデリン・ウェスティンシャロン・グレス)、出来の悪い弟のネイト・ウェスティン(セス・ピーターソン)で、これらの人たちがマイケルに協力(足を引っ張り)しながら話しが展開します。


登場人物のキャラクター設定がはっきりしていて見ていて分かりやすく、入っていきやすいドラマだと思いました。
例えば元彼女のスパイは、ストレートな性格で、ほぼ何でも銃か爆破で解決しようとして、主人公をハラハラさせたり、お母さんは、何かあるとすぐ電話をかけて来て問題を解決させようとしたり、弟はとにかく出来が悪く、自分で色々なことをやろうとして、トラブルに巻き込まれたりと、毎週のエピソードには事欠かない環境が整っています。

最初は、主人公のジェフリー・ドノヴァンが今ひとつパッとしない(というかさらっとしすぎ)感じですが、2、3エピソード見ると何となく慣れて来ます。


3.好きなエピソード
時々、お母さんが持ち込んでくるもめ事のエピソードを楽しんでください。
いつもの依頼とは異なり、ペースが変わるのと、意外と深い事件に繋がっていて、なかなか面白いです。


4.シーズン注目の俳優さん
何といっても、「フィー」役のガブリエル・アンウォーでしょう!
あまりにも印象が変わっていて分からなかったのですが、「セント・オブ・ウーマン」に出ていた女の子だったんですね〜!!!
彼女の活躍には注目です!


5.ガジェット
毎回、主人公が危機を乗り切るために自家製の仕掛けを作るのもこのドラマの見所です。
ガジェットではないかもしれませんが、この辺の工夫が面白いです。


6.評価
※各項目最大星一つで、合計5つ星で採点。
ストーリー:☆
俳優陣:☆
画像:☆
テンポ:☆
その他:−
合計:☆☆☆☆

Burn Notice: Season 1/ [DVD] [Import]

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