NHKスペシャル「人体“製造” 〜再生医療の衝撃〜」みました!

NHKスペシャルの「人体“製造”〜再生医療の衝撃〜」は、まさに衝撃でした。
幹細胞という、多機能に分化する能力と再生能力を有する細胞を利用した最先端医療の紹介が主な内容でした。
番組は、大きく下記の3つがテーマだったと思います。

1.再生医療
幹細胞を利用して、顔の皺、豊胸などの美容整形への利用と、怪我などの治療への利用が紹介されていました。
細胞外マトリックスという粉を振りかけて、の指の再生治療を行う過程が紹介されていましたが、まだ治療の始まりの部分の紹介だけだったことを見ると、どこまで効果があるのでしょうか?


怪我への応用については、アメリカ軍が大きくサポートしている所なんかが、かなりSFぽくてとても不思議な感じがしました。FRINGEみたいなドラマができても不思議ではないですよね。
細胞外マトリックスの効果がよく分かっていないのに使われているのを見ると、かなり怖いですよね。本人や更には子供への影響なんかもないのでしょうか?


でも、仮にこういった技術が進歩して怪我が治っても、兵隊へ再び戦場へ送られてしまうんでしょうね。


2.救世主兄弟
最近このテーマで「私の中のあなた」という映画がありましたね。
番組でも、もし兄弟を救うという目的を持って生まれてきた子供が、兄弟を救えなかったら、親は子供をどう見るのか?とか、子供はそもそも臓器移植には同意していない等のことが言われていましたが、確かにそういう問題は考えていかなければいけないのでしょうね。
でも、自分が親の立場になって、救世主兄弟といった選択肢があった場合、果たして避けるという判断ができるのでしょうか。分かりません。


3.そしてその先
なんと!幹細胞から精子がつくれる技術もできるとか!
本当に、男性がいらなくなってしまう世界がくるのでしょうか。
何百年か先には、この技術だけでしか子供を作らない国とか出てきちゃうんでしょうかね。