絶対零度〜未解決事件特命捜査〜

着想は、アメリカドラマの「Cold Case」ですね。

はっきり申しますと、第１回目としてはインパクトがなさすぎました。

「未解決事件」ものといえば、だいぶ前に「ケイゾク」というドラマがありましたが、やはりシリアスが原則だと思います。
その割には、北大路欣也、杉本哲太、中原丈雄など実力派俳優を揃えていながらも、ドラマに厚みが感じられませんでした。
どうもメンバーの人たちに今ひとつプロっぽさが感じられなかったのが原因かと思われます。各々◯◯のプロみたいな特徴が際立っている設定の方が、チーム全体に重厚感が出たような気がします。

もう少し、各キャラクターの描写に時間をかけた方が良かったのかもしれません。一気に全員を掘り下げるのは無理でしょうから、１回につき１，２人位にスポットを当てつつ話を展開していったほうが良いのではないでしょうか？

もう一つ、主人公が新人君というのも、ドラマ全体を軽くしている原因なのかもしれません。

う〜ん、惜しいなぁ。「新参者」に期待かな。