ダークナイト ライジング クリストファー・ノーラン版バットマンの完結編は十分満足できる作品でした。
初日に行って来ました。
さすがに先行上映にいこうとは思いませんでしたが、初日だけあって初回でもかなり混んでいました。
多くの人はポケモンを見に来ていたのかもしれませんが、満席ではなかったみたいですが、ほぼ満席だったようです。
本作は御存知の通りクリストファー・ノーランのバットマン三部作の完結編になる映画です。
アメリカでは既に公開していて、映画の評価サイトが掲載した評価に関してファンを怒らせて炎上するという騒動まで起こった映画ですが、エンディングはどんな感じなのか楽しみでした。
予告編でもわかるように、本作ではバットマンは最強、最悪の敵であるベインと迎え撃つことになります。ちらっとキャットウーマンも登場しているので、ファンにはたまらない完結編となるわけです。
結論からいってしまうと、アクションあり、ドラマあり、ロマンスもありでとても面白かったです。私はそれほどバットマンファンではありませんが、子供の頃にはTV版の実写バットマンを見ていたこともありますし、一度二度くらいはバットマンごっこをして遊んだ経験があるので、ヒーローの中では好きな部類に入ります(少なくともDCコミックのヒーローの中では一番好きです)。
そうした視点から見ても特にエンディングに違和感はなかったですし、完結編としてはとても上手くまとめられていると思いました。
原作とは違った流れになっているようですが、一つの作品としてこれはこれでありなんじゃないでしょうか。
みていて、かなり話の展開に惹きつけられましたし、抑揚もありつつどのシーンも退屈させない演出で、時間も本当に短く感じられてました。
欲をいうと若干詰め込みすぎてるかなと思いましたが、全体的にはバランスよくまとまった作品だと思います。
評価としてはかなり迷いますが
思い切って 1800円!
今のところ今年みた映画の中では一番面白かった映画です。
【この後は、ネタバレになりますので注意してください!】
さてこれからは、映画をご覧になった人だけ読んでいただくようにお願いします。
見た後で細かいことこともふくめて、よかったところきになったところをいくつか述べたいと思います。
よかったところ
1.バットマンらしいメカが!
予告編でも出てましたが、バットマンの空飛ぶメカ(ザ・バット)がカッコいい!相変わらずパッと見ただけでは描けない複雑なデザインメカがいいです劇中でもかなり活躍します。
プラモで作りたいです!プラモでますかね?
劇中の感じからするとバット・ポッド(バイク)と合体するのか、バット・ポッドを収納するような感じの機能がある様子ですがその辺のところも描いて欲しかったですね。
2.パット・ボッドの新たな機能がカッコいい!
実際あのバイク、どういう構造なのでしょうか?ブルーレイが出たらストップモーションで確認したいですよね。とにかくタイヤが横に回転して直角に曲がれるなんて素敵すぎます。
気になったところ
1.バットマンらしいメカがもっと欲しかった!
正直新しいメカがザ・バットとライフルだけなのはちょっと残念。もっとベインと戦う時になにか新しいメカを出して欲しかったです。
2.ベインと殴りあいというのはさすがに無理なのでは?
ベインの設定が肉体派であり、バットマンと戦う理由が真っ向から対立するという話の流れ上しかたがないのかもしれませんが、流石に8年もぐ〜たらしていたおっさん(基本年齢不詳ですけど)がちょっと鍛えただけで、ベインと殴りあいして勝つというのはどうなんでしょうかね?
まあ、どこまでリアルにするかという問題なんですけどね。
3.ジョン・ブレイクがなんと!
ベインが出てきてバットマンがやられるということは、最終的にバットマンは代替わり?
バットマンのファンならそういう流れを期待しながら見たと思います。
劇中のジョン・ブレイクの行動が色々ときになりましたよね。
バットマンがかれに「一人で戦うならマスクをかぶれ」というシーン。ジョン・ブレイクが警官をやめたこと、そして最後のシーン、彼の名前が実は….
以上のことから、この映画以降の話の流れではブレイクがマスクを被って悪と戦うのはFAと言っていいと思いますが、果たしてバットマンとして戦うのか?バットマンとともに戦うのか?がきになるところですよね。
次回作もあるんじゃないの?という期待もできそうな感じでしたよね〜。
個人的には次回作が見たい気もしますし、一方で本作がかなり綺麗に終わっているのでこの三部作はこの三部作でいいような気もしますし…..
こうやって妄想しながら余韻を楽しめるようなところが、憎い演出な映画ですね。