社員をサーフィンに行かせよう
久しぶりの本のレビューです。
パタゴニアの社長イヴォン・シェイナードが書いた、「社員をサーフィンに行かせよう」を読みました。
新刊かと思ったら、だいぶ前に出ていた本でした。
二つ大きな衝撃を受けました。
1.ひとつ目
本人すら年に何ヶ月かいなくなり、社員にも仕事中にサーフィンに行ってもいいとするなど、ここまでやって(やらせて)会社として成立しているというのが、はっきり言ってイメージできません。
会社は何に対して責任を負うべきか、資源元(=地球)に対して負うべきだ。ははっきり言ってショックでした。
2.ふたつ目
もはや普通の農法ですら、自然を破壊しているということを知りませんでした。
21世紀は、個人的にも「人」と「環境」の世紀として意識はしていたものの、具体的にどうしていいかわからず仕舞いでしたが、この本の「5つの理念」を手掛かりにできる事を考えて行きたいと思います。
- 吟味された生活をする。
- 自己の行動をただす。
- 罪を償う。
- 市民が主役の民主主義を支援する。
- 他の企業に影響を与える。
これは、是非多くの人に読んでもらいたい本ですね。
- 作者: イヴォンシュイナード,Yvon Chouinard,森摂
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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