社員をサーフィンに行かせよう

久しぶりの本のレビューです。
パタゴニアの社長イヴォン・シェイナードが書いた、「社員をサーフィンに行かせよう」を読みました。
新刊かと思ったら、だいぶ前に出ていた本でした。
二つ大きな衝撃を受けました。
1.ひとつ目
本人すら年に何ヶ月かいなくなり、社員にも仕事中にサーフィンに行ってもいいとするなど、ここまでやって(やらせて)会社として成立しているというのが、はっきり言ってイメージできません。
会社は何に対して責任を負うべきか、資源元(=地球)に対して負うべきだ。ははっきり言ってショックでした。
2.ふたつ目
もはや普通の農法ですら、自然を破壊しているということを知りませんでした。
21世紀は、個人的にも「人」と「環境」の世紀として意識はしていたものの、具体的にどうしていいかわからず仕舞いでしたが、この本の「5つの理念」を手掛かりにできる事を考えて行きたいと思います。

  1. 吟味された生活をする。
  2. 自己の行動をただす。
  3. 罪を償う。
  4. 市民が主役の民主主義を支援する。
  5. 他の企業に影響を与える。

これは、是非多くの人に読んでもらいたい本ですね。

社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論

社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論