OmniFocusとRTMの比較(中間考察)

GTDのタスクのまとめツールとして暫くOmni Focusを使っていますが、しっくりきていません。
細かいことを言い始めるときりがないのですが、先ずはこれらを以下に挙げます。

  1. プロジェクトの管理が言われているほどうまくできない。
  2. タスクに複数のコンテキスト(ラベル)が付けられない。
  3. よく同期に失敗する。
  4. 繰り返しのタスクが同期のタイミングによって、複数できてしまう。

既にGTDを実践している方はご存知かと思いますが、細かく分解されたタスクは、「処理」の段階で「次にとるべき行動」、「メール/電話」、「多分/いつか」等に処理されます。
そして、これらのタスクはさらに、コンテキストという場所や目的ごとに整理されていきます。
さらに、タスクの中でプロジェクトとして共通な項目は、それごとに整理されていたほうが、いい場合がありますので、できればプロジェクトのタグもつけたいところです。

Omni Focusの場合、タスクを分類するには、プロジェクトまたはコンテキストでくくるかということになります。一つのタスクに複数のプロジェクトまたはコンテキストを指定することはできないので、タスクが「プロジェクト」で、「次の行動」かつ「買い物」だったりすとどれかの項目は、指定するのをあきらめないといけません。
プロジェクトも、デスクトップではタスクの下にさらにタスクを追加していくことができますが、iPhoneからでは、下層のタスクが見えません。

一方でRTMの場合は、プロジェクトはFocusのように階層化できませんが、タグを複数付けることができるので、上記のような場合、「プロジェクト」かつ「買い物」という組み合わせも可能となります。
RTMでは、プロジェクトをタブで管理する方法も紹介されていますが、個人的にはGTDの基本は、「次にとるべき行動」、「メール/電話」、「多分/いつか」等で分けることだと思っていますので、タブはこれらだけに留めるべきだと思っています。
そこで、プロジェクトをタブで設定して、管理してはどうかと考えています。

次によくストレスになるのは、よく同期に失敗することです。G3回線で同期をするときによく失敗します。RTMと比べると、同期に時間がかかりすぎる気もします。

また同期中に繰り返し設定になっているタスクを処理済みにしてしまうと、Focusがわが混乱して、同じ繰り返しタスクを二つ作ってしまいます。
最初は、繰り返しタスクがよく二つできているのでバグかと思いました。
RTMではここら辺は賢くできていて、タスクが二つ生まれることはありません。

Omni Focusも使い始めてからまだ時間が浅いので、まだしばらく工夫をしてみたいと思っていますが、今のところはタイミングを見てRTMに戻る予定です。