民主党の圧勝で、国民はさらなる我慢の時期を過ごすことになります。

民主党の歴史的圧勝から一夜。少し冷静になって、考えをまとめてみたいと思います。

これからの彼らに求めたいのは一言。「勉強をしろ!」です。

そもそも、今次の経済環境の中で、今まで独占的に日本の政治を担当してきた、経験豊富な自民党でも結果を出せなかったんですから、政権を一度も担当していない民主党に飛びぬけていい結果を求めていません。(少なくとも私は。)

民主党に大きな結果を求めるのは、そもそも草野球チームの子供に、メジャーの試合に出て結果を出せと言っているのと同じで、酷な話だと思います。個人的にこの政権交代は、将来的に来るであろう2大政党政治への準備期間だと思っています。ですから、民主党の議員の皆様にはこれから十二分に現実の世界、現実の政権運営というものを体感してほしいと思っています。是非、痛い目をたくさん見て学習してほしいと思います。そして、もし次に再び政権運営のチャンスが来たら、もっといい成績が出せるように経験を生かしてほしいと思います。(もちろん、直ぐに結果を出して暫くやっていただけるのでしたらそれに越したことはありません。)
ただ、多くの人たちは、すぐに結果を出してほしいと思っていると思います。でも、そんなことは気にすることはありません。あの名将と言われている野村克也監督ですら、4年も監督やって楽天イーグルスをいまだ優勝させられないでいるのです。政治の素人集団に優勝を求める方が間違っているんですから。

だからと言って結果を求めなくていいと言っているわけではありません。民主党が活路を見いだせるとすれば、素人の目線で、今までの既成概念を破る政策を思い切ってやることだと思います。それこそが、今の民主党にこそできることだと思います。専門家のことなんか気にすることはありません。ロートル政治家に言うことだって気にすることはありません。

もし、ここで新たな政治の基軸を作ることができれば、民主党政権はしばらく続くと思います。
どの道、今に日本はこれ以上は悪くならないところまで来ています。これから多少悪くなったって別にかまいません、少なくとも私は5年は我慢します。とにかく、積極的に動いて経験値をできるだけ積んでください。後悔の無いように、思い切りやってください。

将来の日本とために、本当に頑張ってください!