雑感

最近、コミュニケーションの難しさを感じることが多くあります。

言ったつもり、の事が伝わっていなかったというのは、よくあることですが、言葉にして現しても真意を伝えるのは難しい事です。

言葉、だけではなく伝える人の「伝わって欲しい、わかって欲しい」という気持と熱意、それに加えて、受け取る側の「わかってあげたい、受け止めてあげたい」という気持ちと熱意が一致しないと本当に意思の疎通が成り立たないということを本当に実感しています。

今、10以上もの長い人間関係を終わらせようとしています。
大きな原因は、コミュニケーションです。

私自身は、10年もの間なんとか分かってもらおうと努力をしてきたつもりです。
ただ、相手方はこの問題を私ほど重要視していなかったのか、ほとんど具体的な努力はしてきませんでした。

そのため、最後の手段として、私は関係を終わらせることを選択したのです。
終りに向けての話し合いの中で、相手方には何度か継続のための提案のチャンスがあった筈なのですが、ついにその話も聞けず、話し合いも最終局面を迎えています。

つい先日、なぜ1年以上もの間、継続のための提案をしなかったのかを尋ねたところ、相手方は提案をしたと主張しました。ただ、私は提案を受けたという記憶は全くなかったのです。
本当に継続の意思があったのなら、何度も何度もメールなり、手紙なりありとあらゆる手段で継続の提案をするのが、本筋だと思っていたのですが、そうは思っていなかったということのようです。

10年もの間、私からお願いをしてきたことで、10年もの間、裏切られ続けてきたことですから、それを乗り越えて再び信頼を得ようとするのですから、全身全霊を持って事に当たるのが当たり前だと思っていました。
ただ、そこまでとは思ってもいなかったようです。

所詮その程度の覚悟だったということのようです。
私から言い出したことなので、私から手をさしのべることはできないなか、最後に聞いたときにもう少し前向きな事を聞きたかった。
本当になんとか気づいて欲しかった。
こういう結果には、なって欲しくなかった。

ただただ、残念としか言いようがありません。
本当に、残念な10年でした。
10年もの間失敗し続けた事を、何とか生かす道を見つけたいと思っています。