新書がベスト

小飼弾さんの本です。

新書を切り口にして、読書の重要性をとき、本の選び方、本の読み方、本の情報の利用の仕方等を解説してくれる本です。

読書の勧めの本は色々ありますが、特に読書初心者の方は、新書から入るのは手軽でお勧めと思いました。
最後の新書レーベルの解説にもありますが、新書というジャンルは、内容の濃い老舗レーベルから、話題のテーマを取り上げるレーベルまで巾が広いので、新書を中心に読んでいくというのも一つアプローチかなと思います。

本にもありますけど、新書は持ち運ぶ際にもそれほど嵩張らないですし、お値段も比較的リーズナブルですよね。

気がつけば、私の書棚にもかなりの数の新書が並んでいます。

夏休みの読書の前に、一冊読んでから、課題本を買ってみるというのはいかがでしょうか。

新書がベスト (ベスト新書)

新書がベスト (ベスト新書)

序章 生き残りたければ、新書を読め
1なぜ今、本を読まなければならないのか
2新書以外は買わなくていい


PartI 新書の買い方、読み方
1読書レベル0からの【初級編】
2なんとなく読めはじめてからの【中級編】


PartII 新書を10倍生かす方法
1タイトルから本の出来を測る
2ダメ本も味わう
3疑うことを楽しむ
4洗脳されずに自己啓発本を読む
5話題の本とは距離をおく
6ジュニア向け新書はこんなに楽しい
7複数の新書を同時に読む
8本で得た知識を活用する
9「超」整理法で本を整理する
10ウェブを使って本を読む


PartIII 新書レーベルめった斬り!
1貫禄のある老舗レーベル
2新書界の革命児たち
3科学を楽しむ新書レーベル
4セットで買いたい新書レーベル
5色が定着してきた成熟期レーベル
6テーマの鮮度が命の上昇中レーベル

終章 新書と電子ブックの未来