Number 60 VISION FOR 2014BRAZIL

先週末から、夏風邪?なんでしょうか。
珍しく熱がでて、その後、結膜炎を併発し、咳もなかなか止まらずという状態で、Twitterのログ流しだけで失礼をしておりました。
きちっとした、健康管理をすると共に、また頑張って更新していきたいと思います。


最近は、一昔の様に深堀した記事がなくなってしまったので、あまり買わなくなってしまったNumber誌ですが、この雑誌ならワールドカップを総括するような号が出るのではないかと思っていました。
さらにそれが、本田圭佑選手が表紙ならなおさら買うでしょう!ということで、中吊りを見た直後に、駅で買ってしまいました。
えぇ、完全に乗せられていますよ。はい。


この号の注目は、やっぱり表紙の本田圭佑選手の特集記事と、松井大輔選手の特集記事ですね。


先ずは、本多選手の特集記事から。
残念だったのは、記者がいまいちだったことかな。どうにかして、「本田マンセー」に持っていこう、ワールドカップでの活躍、あわよくばコールについての話を聞こうということに固執しすぎで、本田選手の言いたいことと、記者が聞き出したいことの間に、相当なギャップのある印象を受けました。

記事の中でも本田選手から「お前じゃ役不足だから、もっとマシな記者送ってきなよ。」と言われてる風なところがあったり。
それはそれで、いいんでしょうけど。こんなこと、本当に言われてたら、ぼくなら暫くショックで取材行けないな。
折角人を送るなら、ナンバーの編集部ももっとエースを送ってもらわないとね。

ただ、既に本多選手の頭は今のチームのなかで、如何に次の試合の準備を行うかに集中をしているという事が分かります。いいニュースを期待したいですよね。

彼が悩んでいる、チームから求められているプレースタイルと自分がやりたい事の葛藤、本当は目指した方が楽なプレーヤーのタイプと、自分が目指したいタイプのプレーヤーの葛藤などは、ある種、サラリーマンの世界でも同じかなぁと感じました。

やはり、任せられる仕事は、大きい方が嬉しいですし、注目されるプロジェクトを任せてもらいたいわけです。ただ、誰でもそういったプロジェクトや仕事に係われるわけでもないですし、「なんで、こんなこと?」といった仕事もしなきゃいけないこともあるわけですよね。

会社の仕事も、既に一人の力だけで結果が残せる簡単なものではなくなってきていて、チームプレーが基本になっていますから、考え方は集団スポーツと似ているのかもしれませんね。結果として、自分が所属する課や部が会社に貢献しない限りは、所属員の存在意義は全く無いわけですから。

その中で、如何に自分がやりたいことをやらせてもらえるように上司(監督)にアピールしていくか、如何に使ってもらえるようにするかなどは、どの世界でもある悩みなんでしょうね。

ふと思ったのは、このへんの話は、プロ野球ではあまり記事になっているのは見ないですよね。野球だって同じはずなんですけどね。


松井選手の特集記事
あと、ワールドカップで「いい!」と思ったのが、松井選手です。だれでも、同じでしょうか?

大久保選手と共に、献身的なチームプレイをしたのは、誰の目からも印象的だったのではないでしょうか?

松井選手も、自分のプレースタイルとチームの方針についての話を、本田選手とはちょっと異なったニュアンスで表現していたのが印象的でした。
ただ、あまりはっきりとは表現できないのですが、どこか本田選手と共通したところがある気がしました。
やはり、海外で活躍している選手ですから、ゴールに対する姿勢は、同じなのでしょうね。

本田選手よりは、多少年長さんのせいか表現は穏やかな感じでしたね。