伝える力 池上彰
いや、今回という今回は本当に馬鹿としか言いようがありませんでした。
なぜなら、この「伝える力」本棚に3冊入っていたんです!
時々、間違って2冊買ってしまうことはあるんですが、3冊とは......
全くボケてます。
書く以外でも、自分の意思を相手に「伝える」ために意識するといい事、をまとめている本です。
読んでみると、ごく当たり前のことが書いてありますが、なかなか意識して実践することが出来ていないことばかりです。
面白いと思ったのは、
・話の「つかみ」を意識する。
・妬まれないようにする。
・使わない言葉・表現。
です。
普段、人に話すときに「つかみ」は意識したことがなかったので、話すときの考え方を変えさせられた気がします。
「つかみ」をうまく出来ると、確かに相手側に聞こうという意識ができるので、伝わり方は異なってくると思います。
妬まれないようにするというのも「つかみ」とは逆で、相手側に心の壁ができてしまうという意味で、理解も共感も得られないということになります。
使わない言葉・表現という部分は、池上氏が意識して使わないようにしている表現が載っていますが、自分自身でも間違って使いそうな言葉などを認識しておいて、使わないようにすることは大切だと感じました。
一方で、そういう言葉も減らしていく事の必要性も感じました。
バイリンガル、トリリンガルの人も多い昨今ですが、母国語を正しく使っていということもなかなか難しいですよね。
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/04/19
- メディア: 新書
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