ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)  シリコンバレーで働かなくても参考になる(かも)

ちょっと前の本ですが、本棚の整理をしていたら目に入り、急に読みたくなり一気に読んでしまいました。

著者は、ブログでも結構有名な人です。

本の内容は、シリコンバレーの企業の特徴、そこで働くということ、生活するということを結構具体的な例を挙げて紹介しています。

ここで書いてることは、シリコンバレーでの話ではありますが、かなり日頃の生活でも意識すべきことがあると思いました。
特に「仕事のルール」「転職のルール」「なるべく楽にやっていくためのルール」は、参考になるとおもったので、メモを兼ねて引用させていただきます。

  1. 仕事のルール
    • 自分と異なる人を受入れる
    • 大事な情報は、ソースに当たる
    • オープンソースな人になる
    • 多くを期待される場所に身を置く
    • 英語を身につける
  2. 転職のルール
    • 理論上の「本当の自分」を探さない
    • 時にはあきらめる
    • どれほどムカついても鉛筆をパキッとやらない
  3. なるべく楽にやって行く為のルール
    • 体力を身につける
    • 文句を言わない

経済環境が厳しくなってきている昨今、もはやシリコンバレーだけが企業の浮き沈みが激しい地域ではなくなってきているので、上記のことに気をつけるだけでも、かなりしなやかに生活ができるようになるかもしれません。

あと、説明の中でちょこちょこショッキングなことが書かれていたのも僕に取っては刺激になりました。
例えば、

  • 2050年には、世界中の人口の2人に1人は、相当レベルの英語が喋れるようになるだとうとの予測。
  • 生産性が1%向上すると130万人の職がなくなる。

など、勉強になりました。
早速、ソースに当たってみたいと思います。(もちろん、これらについては、脚注にソースが記してあるので、簡単に当たれるようになってます。)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)