イノベーション・シンキング

有名なウミガメのスープシリーズの作者の本です。(少なくとも一部では有名だと思います。)
この本は、従来の手法の改善ではなく、新しい方法を考え出すための考え方を幾つかのスキルに分けて提示しています。
更に、この本は一歩進んで、新しい手法を考つくだけではなく、実現するところまでの方法を示しています。
筆者によると、アイディアは実現させてこそイノベーションであると述べています。

本の構成は、

  1. 個人で出来るイノベーション・シンキングの方法。
  2. 組織で実践する方法。

となっていて章立ても見やすく、翻訳も分かりやすいのでさらっと読めてしまいます。

さらっと読めてしまう分読み終わった後は、簡単に実践できてしまいそうな感じがしますが、これがなかなか難しく現実とのギャップを感じまいますが、提示された各スキルごとにやるべき事が具体的に提案され、実例もそれなりに挙げられてるので、まずは実際の問題において試してみながら試行錯誤していき、習得していきながら理解を深めていく必要があると思います。

僕も、今年の目標でもあるフレームワーク力強化の一環として、実践をしていきたいと考えています。

イノベーション・シンキング

イノベーション・シンキング