「まねる力」講演会＠丸善

「まねる力」を買ったらたまたま講演会のチケットをもらったので、行ってきました。

講演の内容は、著書の内容を補足する形で、本の内容を掘り下げたり、インタビュー時のこぼれ話をしたりすることが中心で５０分の内容でした。

いくつか「なるほど！」ポイントを挙げます。

1. 「まねる力」とは、達人の１万時間のスキルを自分流にアレンジして自分自身は中級者か上級者レベルになる力。（中級者、上級者、達人の定義は、「リファクタリング・ウェットウェア」参照。）
2. 達人の人に遠慮なく聞けば、割と素直に教えてくれる。：ここは、シャイな自分の中では良い勇気づけになりそうです。
3. 自分が苦手なことは、人に解決してもらうことでハードルを下げる。：あまり表現がうまくないかもしれませんが、何かの助けを得ていいということです。
4. 当たり前ですが、夢はできるだけ具体的にイメージして、周囲に言ってまわるほうが実現性が高い。
5. 命には回数券がある。：要するに食べ過ぎない。消化の回数＝命の回数券の消費回数。
6. 悪い見本をまねない。悪い見本の人とは付き合わない。：厳しいお言葉（笑）

たいへん失礼な言い方ですが、質問にすぐに答えるあたりはかなり頭回転の速い方だなと思いました。また、ちょうど５０分で話をまとめるあたり、話しなれていらっしゃると思いました。

最後に、ご本人への話ではないですが、僕の好きな「７つのフレームワーク」の方にサインをいただきたかったんですが、その辺は臨機応変に対応していただいても良かったのでは？丸善さん！

AERA MOOK 勝間和代「まねる力」

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法