究極の文房具ハック 高畑正幸

これは単なる、文房具の紹介本ではないです。

著者が、仕事の各シーンに合わせて情報をどのように処理して行くか、作業をどの様に自動化して行くかという切り口から、各シーンに合わせた文房具をメインに紹介していく本です。

シーンは、
「統」規格を統一する。
「省」仕事自動化する。
「即」すぐに、アクセス出来る様にする。
「仮」仮の状況を作れる様にする。
「整」身の周りにものを整える。
「D」デジタルツールのアナログ的利用。
の6シーンです。

「文房具」とは書いてありますが、「統」の章では同じ靴下を15足買う(私も、仕事用の靴下は、同じものを大量に買って使っています。)とか、「D」の章では、EvernoteTwitterの利用についても言及があったりするので、紹介されているのは文房具に留まりません。
文房具ネタの本も最近ではかなり出てきているので、多少食傷気味になっているので、新しい切り口にチャレンジしているということなのかもしれません。
また、ハックというとハックなのかなぁ?という気もします。「ハック」という言葉自体が既に使われすぎているということかもしれません。
ただ、ここ迄こだわって、整理していけると、考える時間はかなり創出できるかもしれませんね。

幾つかの方法については、早速取りれようと思い、グリッサー30穴パンチや、ドラテは、買ってきました。機会をみて、三叉アダプターとA4定規も手に入れたいと思っています。
(何に使うのかというのは、本を見てください。)

たまに、こういった文房具を扱った本を買うのは、個人的には好きです(以前も同じ著者の「究極の文具カタログ」というのを買っていました)。

究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる

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